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水のまめ知識
水道水の安全性について

海外旅行を一度でもした事のある方なら、水道から直接水を飲むこととできる日本が、いかに安全で衛生的であるかが思い知らされた経験があるのではないでしょうか。水が合わない・お腹を下すからと、海外に行くと飲み水を購入することが当たり前となりますが、それ以前に水道の水を飲むという行為は、世界でも非常に稀で珍しいことなのです。
事実、海外から日本に来た旅行者が驚いたこととして、水道水を飲んでいる光景が挙げられるほど。このように日本の水道水は世界一安全でそのまま飲めると注目を浴びていますが、実際にはカルキや残留塩素、赤サビといった有害物質が含まれた水道水は、もはや安全な水とは言いがたいのかもしれません。そのためか、日本の浄水器普及率は年々増加。2011年の普及率は約40%と、このままでは約半数の家庭に浄水器が設置される日もそう遠くはないかもしれません。
ただ、家庭用の浄水器は、カルキや発がん性が疑われているトリハロメタンなどを除去することはできますが、超微細なウィルスや放射線物質は残念ながら100%取り除くのは不可能です。高性能な家庭用浄水器も販売されていますが、価格などの面を考えると、なかなか一般家庭で導入するのは難しいのが現状ではないでしょうか。
トリハロメタンは塩素と水の中の有機物が反応することで生まれる物質ですが、水道水に塩素が含まれる理由は、原水には病原体となる微生物細菌が多く含まれているから。水道水は安全ではあるものの味は正直美味しいとは言いがたい水ですが、その理由は美味しさよりも安全性を重要視し、塩素などで徹底消毒を行っているからなのです。
しかしこの塩素、細菌などを除菌するだけでなく、私たち人間にも強い毒性を与える物質です。かつて塩素は化学兵器として戦時中に使用されるなど、非常に強い毒性を持っているのです。
1980年代ごろからペットボトル入りの水が日本でも普及し始め、いまではコンビニなどで当たり前のように皆さん飲み水を購入するようになりました。その理由は、水道水が美味しくないという理由もありますが、何より水道水に含まれる化学物質が不安だからという声
が圧倒的に多いと言われています。
また、最近ではゴミ処理場や廃棄物処理場などの土壌から、一般の土壌と比較すると、数十~数百倍もの安全基準を超える有害物質が検出されていると、厚生労働省から発表がありました。その他にも、3・11以降からは放射能による汚染や環境ホルモンなど、年々自然環境が悪化するなかで、私たちの飲み水も汚染されているのです。
水道水は安全であるという認識は、もはや過去のもの。多くの人たちが水を買っているということは、それだけ水道水を不安視しているからではないでしょうか。
生命の源でもある水ですが、ただ摂取するだけでなく、良質な水を摂取する必要があります。発がん性物質などは徐々に蓄積され、やがて身体蝕んでいきます。毎日飲む水は、水源がはっきりとしてどのような処理が施されたか分かるものを、是非とも皆さんには手にとっていただきたいものです。